ひたし豆

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福島県棚倉町から届く『ひたし豆』(青大豆)。東北地方の方にはおなじみの食材だそうです。お客様が店頭でこれを見つけると、「あっ、ここにあったのね(笑)」という表情。

そして。たくさん会話が弾むのです。

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「試食いかがですか~?」

先週の試食販売会でも、道行く方がスッと手を伸ばしてくださり、「ん、おいしい!」。調理法など、いろいろ質問してくださいました。塩をきかせて、茹ですぎないのがコツ。歯ごたえが、美味しさの秘訣です。

「よく召し上がるんですか?」

「そう、私はもうちょっと柔らかくする。でも本当は、ひたし豆は固くなくちゃね」

「どんなふうに料理されるんですか?」

「正月は、数の子と。普段は、鰹節で。塩だけでもおいしいけどね。」

そういえば、初めてひたし豆が入荷した頃、あるお客様からこんな話を聴きました。福島に住んでおられた何十年も前のこと。お台所には必ずひたし豆があって、茹でて醤油漬けにしてあったそうです。「その頃は、おかずというより、お茶うけよね。今は、だしを入れたりするけどあの頃はただの醤油。お客さんが来ると、その豆をすくって、手のひらに載せてあげたりしてね。それを食べながら、おしゃべりしたものよ」。 ひたし豆でおもてなし。

ふるさとの想い出につながる懐かしい味。何度食べてもおいしい、飽きない味。食べると、ほっと安心する味。

そんな食材を、お届けできたらと思います。