和合むらのこんにゃく

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kura-cafeの棚には、地方の小さなむらでコツコツ作り続けられている伝統の味が並んでいます。それぞれに、『物語』を持ったこだわりの逸品。その代表選手が、長野県の和合むらから届いた「さしみこんにゃく」です。

こんにゃくの材料、コンニャクイモって、種芋から出荷の芋になるまでに4年かかるということをご存知でしょうか?

春に、親芋から出る生子(きご)を畑に植え付け、秋には全部掘り上げて、冬のあいだ種芋が凍らないように大切に保存するのだそうです。そしてまた、春には畑に植え付け、秋に掘り上げる。それを3年繰り返し、ようやく出荷になるのだとか。

そのことを私が初めて知ったのは、スタッフ研修で和合むらをたずねた2009年10月のことでした。 (↓当時の画像です。)

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忘れもしません。私たちの乗っていたマイクロバスの幅が山道ぎりぎりで、通れるかどうか立ち往生。それが何度も続いて、こんな道の先に人の住む家があるのか?と思ったとき、目の前に現れたのが和合の集落でした。

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山々に囲まれたその村は、塩以外はすべて自給自足していたという豊かな食文化を持っていました。畑で大切に育てられたコンニャクイモを、おいしい湧き水で丁寧に練り上げ、練ってねって練り上げて、和合の在来芋ならではの粘りを引き出します。その伝統の技を今も受け継ぎ、地元のおばちゃんたちによってこんにゃくが作られています。

 

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この「おさしみこんにゃく」は、ぷりっぷりの食感で、のどをツルンっ、と通ります。えぐみや臭みが全くない、とても後味の良いこんにゃくです。わさび醤油、ゆず味噌などお好みの味でどうぞ。クルミ和え、こんにゃくステーキもおススメです。

伝統の味を伝えたいという人々の思いと、豊かな自然が生み出した本物の味がここにあります。

和合むらのHP → http://www.wagoumura.jp/